今日、自民党の古賀選対本部長が東国原知事に衆議院に出馬要請したらしいです。
知事の条件が彼らしい、「総裁にするという条件と地方分権にともなう政策のすべて実現する」
到底、呑めない条件であります。
やっぱり自民党はズレてます。
また国民から馬鹿にされ支持を失うことが分からないのですかねー
出馬を要請する前に、橋下知事や東国原知事の主張の内容を真摯に受け止め、ある程度実現に向けての姿勢が見えない限り、応じることがないですよねー
民主党も然り、官僚政治の打倒と言うなら具体的に官僚に対抗する確かな政策能力を、国民に示さないと政権を奪取しても半年で潰れてしまいます。その後解党の道をたどってしまいます。
やっぱり既成政党はズレてます。永田町の論理が着実に民意から離れています。 .
バロンといわれた男「薩摩治郎八」をご存知ですか?、
大正から昭和初期にかけてかっこいい男たち、破天荒な男たちがたくさんいたんです。
バロン薩摩は本物の爵位は持ってなく、立ち振る舞いが貴族の如き人物であったのであります。
豪商の息子に生まれ、若くしてパリに渡り、藤田嗣治やシャガール等の「エコール・ド・パリ」時代の絵描きたちのパトロンになり、仮らの生活を支えていったそうです。
絵描きたちはせめてものお礼に、自分たちが描いた絵を彼に差し出すのですが、すべて断り「見返りを求めないのが真のパトロン」と受けつけないのです。
銀のロールスロイスに乗り、物に執着がないのでいつも最高級ホテルのスィートルーム。
30年間のヨーロッパ生活で、現在の価格に換算すると600億円ほど散在したそうです。
パリの日仏会館は彼の寄贈で、落成式にはフランス大統領以下多くの閣僚を招待し、パーティーにはランバンで作らせたブルーの燕尾服を身にまとい、そのときパリ社交界の人たちはため息を漏らさしたそうです。
オシャレでかっこいい男ですね。 .
よくテレビなどで箱物の無駄が指摘されています。
「…会館」「…センター」使用者も少ないのになぜこんなもの建てなのか…?
しかし市民要求が多いんです。
特に前期高齢者の方々が要求されるのです。
地域的差別感があり、「あの地域ばっかり発展して我々のところは何もない」というようなことである。
だいたい建てた当初はその方々の利用者が多くて、便利だという意見が多いのですが、世代交代で利用者が少なくなってきたら「なぜあんな無駄なものを建てたんだ」と批判を浴びます。
行政も時代的背景もあり、税収豊かな時すぐに実績が目に見えるので、建てやすいところに集中して施設を建ててしまうのです。
それから高齢者の方々は「選挙」に行きますから、意見も大事に聞くのですね。
昨日、ある家に訪問したら「私は政治にまったく興味がありません」と胸を張って言っておられました。
それも考え方ですが、よくよく考えてほしいと思います。 .