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「粋2」

「粋2」

江戸の「粋」について書き込みしました続編です。
当時生粋の江戸っ子は、100万都市江戸においてたった15,000人程度だったそうです。
落語でも出てくるように定職に就かず、金が有るうちはブラブラ遊んでいて、汗水を流して働くことは野暮だったらしいです。
金が無くなったら金魚売りや風鈴売りをやったり、鳶、大工、左官の日雇いをしていたみたいです。
商人は「越後屋」や「備前屋」の屋号のとおり、地方から出てきた人が多かったそうです。
だから使用人も自分の生まれた里から呼び寄せ、泥棒除けに氏素性のしっかりした人を雇ったそうです。
江戸の三大かっこいい職業は、一火消しの頭、二相撲取り、三与力でした。
火消しの頭は主に大工の棟梁が兼ね、火事で焼けた家を建て直し実入りが良かったことと、命がけがかっこ良かったみたいです。相撲取りの髷は、今の大銀杏だけではなく自由だったそうです。
裸の人々ですので髷にオシャレをしていたみたいです。
中にはカンザシをしていて…危なくないのか!そんな相撲を取らないよっ!それがかっこよかったそうです。
与力は当時100~200石取りの旗本なれど犯罪者を扱うということで、将軍様の拝謁はままならなかったそうです。
武士なれどその世界に拗ねていて、「遠山の金さん」みたいにベラボウメ言葉を使うのが「粋」だったみたいです。そして裏金が入り石高の十倍の身入りがあって、羽振りがよかったそうです。
書き込みが長くなりましたが、今、かっこいい男、かっこいい政治家は居なくなりましたね。 .


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