昨日のNHKの特集で核についての討論会が放映されました。
私は画期的な取り組みとして評価したいと思います。
しかし核についてそれぞれ抑止力として認める立場と、核についていっさい反対している立場と議論がかみ合わなかったように思われます。
反核の人も核を認める人も、兵器として核を用いることには基本的に反対しているのですが、観念論と現実論が争っても意見がかみ合いませんよね。
反核の人たちの意見を聞いていたら「警察があるから犯罪者が出来るのだ」という考え方に思えてしょうがないんです。話し合いは必要ですが、約束を守らない無法者国家にどのようにして話し合いを持ちかけるのか?
お題目のように「話し合い、平和、被爆の悲惨さ、反核」を唱えているばかりでした。
私の意見は国家の安全保障の為に抑止力としての核の保有をするべきと考えますが、その為には大きな負担も伴います。今の自衛隊を局地戦に備え、コンパクトにしてその浮いた費用で、必要最低限の核保有に止めながら抑止力を効かせていく必要があると思います。
日米安保条約は破棄して、価値観を共有できる国と安全保障同盟を結ぶべきと思います